
named.confの読み方。【情報工学】
今日は、named.conf(bind)の読み方を教授します。
named.confというのは。
bind(named):名綱ソフト。の設定ファイルであり、bindを起動するときに必要なオプションが書かれてある、Linuxにおけるconfigファイルのことである。
これを編集することにより、「こーゆーオプションで起動しててね。」っていうふうにnamedが動いてくれる。
ちなみに、どうして名綱ソフトなのかといえば。
117.xxx.xxx.xxx=super-angelina.comだよ、ってのを解決してくれるからだ。
つまり。
インターネット電話帳の働きをしてくれるのがnamed。
3桁×4の数字でできたipv4アドレスを、なんとかかんとか.comとかと関連付けるお仕事をしてくれる、Doman Name Server(DNS)用のソフトであるといえる。
うちは、これを4本分組んである。
で。
named.confのいじり方。
まず意味から。
acl “super-angelinacom” { 117.xxx.xxx.xxx; 192.168.xxx.xxx; 2001:xxxx…; };
これは、最初に”super-angelina.com”の集合は、{ };内のアドレスを持っていて。
“super-angelina.com”の定義をしている部分。
これを頭に置いておけば、recursion { localhost; super-angelina.com; }; みたく。
ぱっと見て、「{このマシンと、super-angelina.comに該当するアドレス}には、一回目で解決してない場合に、もっかい調べたげる。」って意味になる。
これがacl。なんとかネットの定義。
僕はこのあとに、acl “dhcp” { 192.168.100.0/24; 192.168.0.0/24; };って書いて、DMZのあとはDHCPにしてある。
要は、Linuxサーバーでで各ポートをフィルタリングして、端末のPCに侵入されないようにDHCP組んで。
zoneファイルで、ポートをフィルタリングしてある。
こうすることで、外部から個人情報が盗まれにくくしている。
全部知ってても、なかなか侵入されなくなっているのだ☆
で次。recursion。
recursionというのは、「再帰問い合わせ」と訳すことが多い。
つまり。
「ねーねー。116.58.xxx.xxxってなんてサーバー?」って訊かれたとき。
「できれば一発で教えてちょ。」
「待って。今手が離せない。ごめん。トイレ行ってくる。」ってこともある。
「まだー?」
「待ちなさいってば。」
そういうの。
ネットで、Enter押しても一発でさくっと出してくれないことがある。
もっかいEnter押したら出ることもある。
これは。
再帰問い合わせに対応してもらっていないことを差す。
まー。
わからない場合は何回やっても出ないんだけど。
「もっかい聞いてもいいですか?」というか。
「わかんなかったら、もっかい調べてもらえますか?」っていうのに。
recursion yes;
allow-recursion { ここと。ここならOK。};
こんな風になるのだ。
たいてい、{ }内には、自分のとこだけにしてあるものだ。
僕は。
allow-recursion { localhost; dhcp; super-angelina.com; };って書いた。
お外からの再起問い合わせは、すぐに出ないとマシンが固まっちゃうから。
おうち内からの再起問い合わせならOKにしてある。
でも。
DNS2のほうでは、allow-recursion { any; };にしてある。
これで。
すぴこれ。がさくさく動くのよ☆
で。
昔も書いたけど。
裏技として。
DNSサーバーをどうやったら速くできるか。
①これは、namedのアプリケーションそのものを、どういったDiskに置くか。
:速い順にいえば。
- M.2。
- SSD。
- HDD。
まーこうなる。
②named.cacheを、上記のどのDiskに置くか。
:でも。
:メモリを増やしたほうが実は速かったりする。
:一回電源を落とさない限り、実装メモリが多いほうが、データが載ってるDiskにアクセスせずとも一瞬で名前解決してくれるから。
というわけで。
LinuxのOSを載せるのをより速いDiskに。
/var上のdataは、すぐにパンパンになるからHDDに。
named.cacheは高速で読めたほうがいいからM2かSSDに。
こんな風に工夫することができるのだ。
というわけで。
もしもLinuxをこれから組むのなら。
①Windowsなり、ネットで調べものができる環境があったうえで。
②そこから端末を使ってverbose modeで。
③Linux機を自作すべきである。
これなら、LinuxのOSは無料だし。
賞味5万円くらいで1台できる。
DNSサーバーのみならず。
Mailサーバーも。Webサーバーも。FTPサーバーも組める。
お勉強次第だけどね。^^
というわけで。
以上。
まーくん。
(画像は、よくある朝ごはんです。)

