
スパイスの使い分け方。【家政】
スパイスには、ホール(種ごと)とパウダー(粉)の二種類がある。
ホールは種ごと。
すり鉢とかで、ごりごりやって砕いて、オイルに使う。
このオイルは、香りつけのオイルである。
スターターオイルともいう。
パウダーは粉になってるやつで。
オイル用ではなく、スープになったあとに入れるもの。
だって。
パウダーを油で熱すると、すぐに焦げちゃって、いい香りなんて吹き飛んじゃうからだ。
よって。
インドカレーを作るときは、①まずスターターオイルのために、クローブとかシナモンとかブラックペッパーとか赤唐辛子を、ホールでごりごりやってオイルに入れて弱火で香りを油につけていく。
②決して焦がさないように弱火2くらいで。
③チキンは下準備しておく必要がある。
:塩とターメリックをチキンにまぶして、ヨーグルトに漬けこんで24hくらい冷蔵庫に置いておく。(前日に済ませておく。)
:皮はあらかじめはがしておくと食感がにゅるっとしない。
(皮はカレーのスープの脂か、スターターで香りを飛ばすのに使います。)
④チキンは一度グリルであぶって、軽く焦げ目をつけるくらいまで焼く。
:そのまんまだと、タンドリーチキンになります。^^
⑤スターターオイルで、たまねぎを炒めます。
:僕はこれが面倒くさいので、たまねぎはみじん切りではなく、すりおろして炒めます。
:大根おろしで充分☆
⑥たまねぎの香りが立ち込めてきたら、トマト缶をひっくり返して入れます。
:ここで弱火から中火4くらいに。
:木のしゃもじなんかで、トマトを切るようにして混ぜます。
⑦スープ状になる前に、丸鶏がらスープを入れます。
:通常、チキンは身のみで骨がないから。
:美味しいやつは、骨ごとぶつ切りで、骨随からエキスが出たやつです。
:味見をして、濃すぎたらお水を足します。
⑧カレーパウダーはだいたい以下の4種+好きなのぜんぶ。
- クミン。
- コリアンダー。
- チリ。
- ターメリック。
*「くみこちりた」って覚えます。
「くみ(ん)」「こ(りあんだー)」「ちり」「た(ーめりっく)」のことね☆
上記4つを好きな配分で混ぜたら、インドカレーの味になります。
でもまだ塩気はありません。
あとは。
・カイエンヌペッパー。(パウダー。)(細かい粉状の唐辛子。:えれー辛くなります。w)
・カルダモン。(パウダー。)(お上品に仕上がります。)
・クローブ。(パウダー)
・オールスパイス。(パウダー。)
・塩、こしょう。
こんなあたりかな?
で。
今日のテーマは、ホールかパウダーか。
オイルに香りをつけるやつと、スープに香りをつけるやつ。
その違い。
を。
赤唐辛子で表現すると。
オイルに赤唐辛子を入れると、ベロに油膜がつくみたいに。
後引く辛さになる。(*要注意!^^ 下手したら死ぬほど辛くなります。)
スープに赤唐辛子を入れると、食べてるときは辛いけど、喉元過ぎたら忘れられます。
ちなみに。
オイルが辛い場合、たいてい、いまそのカレーがお腹のどこにあるかがわかります。^^;
分量は味見しながらね。^^;
大雑把すぎたり。
蓋の存在を忘れると大変なことになります。w
というわけで。
スターターオイル用のスパイスが、ホールで砕いて使うやつ。
スープ用のパウダーになってるスパイスが、スープに溶かすやつ。
これがわかるだけで。
ずいぶん、カレー道は先に行くのだ☆
以上。
まーくん。
(画像は、インドカレーです。)

