
使役動詞。【英語】
使役動詞。
古語でいえば、「~をして」「~せしめる」。
「~(誰それ)に」「~させる」って意味ね。
これは、奴隷制の名残なんだと思う。
「〇〇に」「〇〇させましょう」みたいな。
基本的に、パターンは4つある。
①have + O + 原形不定詞 「使わせて〇〇させる」
②make + O + 原形不定詞 「(強制的に)〇〇させる」
③let + O + 原形不定詞 「まー〇〇させてやる」
④get / persuade / allow / compel + O + to不定詞
:get 「(現在そうじゃないのを)しむける」
:persuade「(説得して)〇〇させる」
:allow「〇〇させてやる」
:compel「強制して〇〇させる」
①~③が原形不定詞を取るやつ。
④はto不定詞を取るやつ。
have, make, letはSVOCを作る動詞で。
そのあとのCには原形不定詞が来るのだということがひとつめのポイント。
そして、以下の動詞も使役動詞といえばいえなくもないやつ。
ただし。
原形不定詞ではなくto不定詞になる。
get + O + to不定詞:「これから〇〇させる」*getは状態の変化。
persuade + O + to不定詞:「説得して〇〇させる」
allow + O + to不定詞:「〇〇するのを許してやる」
compel + O + to不定詞:「強制してでも〇〇させる」
こんなのを使役動詞という。
使役動詞は、「〇〇させる」って意味で、SVOCを取るものだという意味でまとめるとこうなる。
例文を入れてみると。
I compelled him to make a call to a customer, as the common greetings of ‘What the world is.’
:「客がひとり、この世界ってのががよくわかってないみたいなんで、電話一本くれさせてやったぜ。」
まー。
状況的に。
その「彼」が、嫌がっているのがわかる。
だから「強制」する必要があったわけだ。
「なんかよくわかってねーみてーだからよ!?」
「一本電話入れとけ。」
「ええっ。(滝汗)」
強制的に「〇〇させる」わけだ。^^;
だからこの文は。
I made him make a call…とも書ける。
make = compel + O + [to…] なのよね。
I let him take a breath before his answer.
:一息入れさせてやったからな。
let = allow + O + [to…]
だよ。
というわけで。
基本、使役動詞が存在するのは。
立場が上か下か。
そういう場合になるのよね。
主語になるのは、圧倒的に自分よりも上系。
そういうときに使役動詞がくる。
無生物主語もいっしょ。
The news made the European ice-chilled.
:ヨーロッパの人々は、その知らせに激ビビった。
これもSVOC。
The European got ice-chilled.(SVC)
:ヨーロッパの人々が固まった。
このchilledは、形容詞の働きをしているCの部分。
They got ice-chilled.になってる。
固まっちゃった。
冷蔵庫のチルド室といっしょ。
寒くなる。
「え。」的ななにか。
まー。
欧州の人々は、その知らせの前になすすべもなかった。
知らせのほうが、圧倒的に上だったわけだ。
You surprise me!
:ちょっと待ってよ。ビビったじゃない。
You > me (影響力)
こんなかんじね。
要は、日本語訳しなくて。
英語をそのまま、まるごと理解すれば、意味を取り違えないということだ。
mindなんて、「~を気にする」って直訳でよいのだ。
Do you mind me open the window?
= Do you mind my opening the window?
「ね。窓開けたら困る?」
だから。
開けてもいいときは、Do you mind(気にしちゃうかな)?
No, I don’t mind.(ん-ん。いいよ。)
Yes, I do mind.(ダメだよ。ダメ。)
こんな風にYes/Noが成立するのだ。
というわけで。
以上。
まーくん。
(画像は、はちみつマンゴーの紅茶です。)

