志望校の選び方④
さて最後に。
④志望校の選び方。なんだけど。
もっかいおさらい。
①まず、キミはどういう職業で生きていきたいのだ?
:できれば得意分野で行きたい。
:だったら。
:体育会系のほうがいいの?
:それとも、3科で勝負するの?
:もしくは5科?
:大学行って、何をお勉強したいの?
:つーか。高卒でもなんとかなるんじゃない? プロ選手になるには、高卒のほうが生涯年棒高いよ?
:お嫁さんになりたいだけなら、高卒でも充分だよ? 塾よりも、習い事とか、ファッションとか音楽に走ったほうがいいよ?
②私学にする? 国公立にする?
:私学はたいてい3科。(高校受験なら英数国。大学受験なら、英数国か英国社。)
:国公立はもちろん5科。(理社がからむよ。)
:で。
:受験科目によって配点が異なる。
:たとえば受験校でいえば、開成学園高等学校。
:英数国理社が、100:100:100:50:50。
:理社が50点ずつ。
:英国数が100点ずつ。
:これは、センターの5科の配分に等しくて。
:センターだと、(リスニング除く。)200:200:200:100:100なのだ。
:数学は、数Iで100点。数IIで100点。(合計200点。)
*数IIは、(基礎解析・代数幾何・確率)の3つの中から2つを選んで受験することになる。
*当日、自分でどれにするかが選べる。
:桐蔭学園高等学校だと。
:桐蔭理数なら、英数国で、150:150:100。
:桐蔭普通なら、英数国で、150:100:100。
:ね?^^
:だから、僕が英語を教えていた、昔務めていた塾で。
:桐蔭は英語でイニシアチブが獲れるから。(英語は理数も普通も150点あつかいだから)
:最下位コースでも、普通に9人/20人くらい合格できたのだ☆
:まー。
:マークシートだしね。^^;
③そして、職業から選ぶなら、学部学科狙いのほうが確実だよ。
:できれば、エスカレーター式は避けたい。
:だって。高校時代の成績のいい順にしか学部学科は選べないから。
:ぎりぎり引っかかった合格だと。
:高校に入ってから自信失くしちゃうよ。
:そういう場合、通常は、よっぽど頑張らない限り、自分の志望学部には上がれないからね。
:だいたい。
:エスカレーター式は私学しかなくて。
:高1から入っちゃうと。
:えらいお金がかかっちゃって、お父ちゃんにすごい負担がかかってくるのだ。
:もしも慶應女子なら。
:あれは関東で上位100傑に入ってないと合格できない。
:合格発表から数日間しか入学金を収められなくて。
:20年前で112万円もする。^^;
:でも。
:あと3年間、理社で何か選択して。
:上位100傑をキープできれば。
:東京大学にも合格できるのだ。
:なぜなら。
:東大の入試定員は。
:100人じゃなくて。
:男女それぞれいるけど。
:3,000人も採ってくれるからだ☆
(たいてい前期で決まる。受験するなら、前期にしなさい。後期は50人くらいしか合格できないから。)
:だから。
:中3の段階で、関東圏の女子100人に入ってれば。
:あと3年間、理社の選択科目を選んで一所懸命お勉強したら。
:普通は、東京大学に合格できるという意味でもある。
:な? そっちのがいいだろ?^^(安いし。)
:というわけで。
:エスカレーター式の高校に引っ掛かっても。
:お勉強したい学部学科に行ける保証はない。(成績次第だけど。)
:だったら。
:学部学科狙いで、国公立・私立を問わず。
:それで受験パターンを組むべきなのだ。
ここまではいいな?
そして今日は、受験パターンの④だ。
④受検パターンは、エスカレーターで組むべし。
:こういうときに役に立つのが偏差値。
:自分がもしも50くらいなら。
1. 第一志望だけは譲るな。(そのために頑張ってるんだから。)
:第一志望の偏差値がどんなに高かろうとも。
:それを目指して、それめがけて頑張ってるうちに、もしかしたら超おりこうさんになってるかもしれない。
:第一志望だけは譲るな。受験の意味がなくなるから。頑張ってる理由を失ったら。夢が消えちゃうから。
2. まー第一志望が高偏差値なのは当然。次をどうするか。
:第一志望よりも、偏差値的に下を選ぶべし。
:当たり前だよね。w
:第一志望の偏差値が65で、自分の偏差値が50前後だったら。
:65>60>50みたいに。
:エスカレーター式というか。段階的に分けて組むべしである。
:そして。
3. 自分の偏差値とほとんど合致している学校学部学科を狙え。
:普通に考えて、これがいちばん現実路線。
:せっかく、模試とか受けて自分の居場所がわかってるなら。
:ここら辺がいちばん妥当なゾーン。
:でも。
:合格可能性が100%なんてことだけはない。
:なぜなら。
:えらいおりこうさんが、その模試を受けてないこともあるからだ。(たらーん。^^;)
:で、そういうやつらが。
:キミの第一志望を滑り止めにして合格って。キミの枠が消えてることもあるからだ。^^;
:これが定員の怖ろしいところ。^^;
:受験は水モノっていうけど。
:不確定要素が強いからね。
4. 65>60>50ってきてるんだから。50>45も用意しておけ。
:いわゆる滑り止め。
:普通に考えて、この学校に入ると、おりこうさんゾーンを狙える。その学校内で。
:余裕受験。^^;
:テクニック的には。
:高校で、自分よりも下ゾーンの、「特待」コースを選ぶこともできる。
:桐蔭理数よりも、下ゾーンの特待を目指せば。
:合格したあとに、高校で特待生あつかいされるから。
:学校的にはそんなに偏差値は高くないけど。
:「すっごーい。超アタマいい!」ってコースで。
:3年間、一所懸命、学校から応援されながら過ごせるからだ。
:こういうところは、指定校推薦まで持ってる私学が多い。
ね?
受験だけは後悔のないように。
一生が決定づけられる何かであり、節目でもあるから。
「あんなに頑張ったのは、一生のうちで初めてかも?」っていうくらい。
受験学年になったら、自分自身に鞭を打って。
一所懸命頑張りなさい。
というわけで。
これが。
受験校の後悔しない選び方だ。
いいな。
受験料もいるから。
お父さんお母さんに、快く(こころよく)お金出してもらえるように。
3年間、品行方正に頑張るのだよ。
「僕/私、頑張るからね。^^」って。
志望校は〇〇!
待ってろ〇〇!
そんな感じで。
まなじり吊り上げて頑張りなさい。
いーなピヨピヨ。
勝負はもう、始まっているのだよ。
以上。
まーくん。
(画像は、冷やし中華です。)